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2019年10月

月を見ましょう

ハルハルの一周忌に届いた、お月見の季節のお花と添えられたメッセージ。

 

「きれいなお月さまを一緒にみましょう

月の静かな明かりが

ママの心を癒してくれますように・・」

 

先輩ママだからね、普通だったらわかりにくいかもしれない、一年経ったこの時期がちょっとしんどいのも、わかってくれてる。

 

そして、お月さま。

ハルハルは、夜に外出したことは、本当に少なかったけれど、「月」にまつわるエピソードが次から次へと心に浮かんでくる。

ベランダでパパの抱っこでお月見したこと。近所の花火が終わったあとに、一緒に見上げた月。スーパームーンを見せたくて、でもパパがいなくて、ダッシュで写真を撮って戻ったけど全然スーパーじゃなかったこと。生まれたばかりのころは、短命と言われ続けて、まるでかぐや姫を授かったみたいだと、思ったこともあったっけ。。ちらっとだけ見た月食も。

ひとつの言葉が、思い出を限りなく膨らませてくれる。

そんな詩のようなメッセージと、たくさんの思い出をくれたハルハルに、あふれる感謝。

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一周忌 Month

ハルハルの一周忌と納骨を、無事に終えました。ちょうどあの日から一年たった、9月4日。

パパやお寺と話し合って、以前からそうすると決めて、遺骨ペンダントも作ったものの、やっぱりその前は、さびしくて。なんとも言えず、ちょうどハルハル”らしい”大きさで、ハルハルを感じるからと一年間抱っこしすぎて、まわりを覆う白い布が擦り切れてしまった骨壺の入った箱。もう、いるべきところに行く時が来たんだよって、わかってるんだけどね。。ちょっと時間ができると、涙がじわり。

そんなママの気持ちをあたたかく包んでくれたのは、ハルハルのことを覚えていてくれた、ハルハルに会いに来たいと言ってくれた、たくさんの人たちでした。一周忌の前の週くらいから、週に2~3組くらいずつ、1か月かけて。ハルハルらしいお花を抱えて、ハルハルの好物を持って、会いに来たよ~と手を合わせてくれる。一年前には取れなかったたっぷりの時間をかけて、思い出や、近況や、ハルハルが残した影響を話してくれる。遠方からは、あたたかいメッセージを送ってきてくれる。

ハルハル、うれしいね。

納骨前に来た人たちには、抱っこもしてもらえたしね。

そして、当日。ご住職に丁寧なお経をあげてもらって、いよいよパパのご先祖やお姉ちゃんがみんないる真ん中へ。「納骨堂だからね、会いたくなったら、ちょっと扉を開けてもらえばすぐ会えるから」パパにそう言ってもらって。

最後にぎゅっと抱きしめて。

みんなに可愛がってもらえるから、大丈夫だね。とってもいい子なので、どうぞよろしくお願いしますね。

 

家に帰って、お仏壇の周りを少し整えたら、いただいたお花やお菓子で埋め尽くされて、寂しい隙間もなくなりました。

それまで箱に掛かっていたペンダントは、ハルハルの生まれたときにおばあちゃんがくれたテディベアが、大事な役目を引き継ぎました。ハルハルが生まれたときの体重と同じ重さだから、抱っこもばっちり。でも、毛むくじゃらだと抱っこする時にまだ暑いので、前にハルハルに作ったブラウスを着せたら、だぶだぶ。ハルハル、大きくなってたんだね~。今さら成長を感じるのでした。

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