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2019年8月

がんばり屋の遺伝子

夏の終わり。ハルハルのおじいちゃんが、おばあちゃんとハルハルのいるお空へ旅立った。

いつか来る日は、やっぱり唐突に来た。

転んで脊髄損傷で首から下が動かせなくなって6か月。

色々な意味で苦しかったろうに、我慢強く、弱音も吐かず、本当によくがんばっていた。

ハルハルの頑張り屋さん気質は、おじいちゃんからの遺伝だったかな?しみじみ。

 

ちょっと気難しくて、口下手だったおじいちゃん。歯を見せて笑う写真も少なくて。

でも、遺影は、みんなに「あら、いい笑顔だね~」って言われたんだよ。

実はね、ハルハルが生まれたときに、おばあちゃんが抱っこしてくれて、

その隣で嬉しそうに笑っているおじいちゃんを切り取った写真だったの。

ハルハル、こんなところでも絶大なおじいちゃん孝行。これから毎日ご挨拶する大切な写真だからね。

 

いつもハルハルを気にかけて、会いたがってくれて、ニコニコしながらハルハルのほっぺをつんつん触ってくれたおじいちゃん。

ハルハルをかわいがってくれて、ありがとね。また、いっぱい可愛がってあげてくださいね。

 

その前の週には、もう一人のおじいちゃんが緊急入院。幸い大事に至らず、退院できたけれど。

入れ替わり立ち代わり、バタバタと駆け回り、お見舞いや一日中の付き添いなどからずっと、緊張の日々が続き、

ようやくひと段落したところで、数日後にハルハルの一周忌。

悲しみにのみこまれている時間もなく、でも切り替えて集中できる数日は与えられて、

すべて、よくなるようにしてくれたのかな、と思う。

がんばり屋の遺伝子を、ママも発揮しないとね!

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暑さが堪える今年の夏。10年以上、夏は日中ろくに外に出ずに過ごしていたというのを改めて実感する。日差しで焦げそう。湿気でゆだりそう。でも、夜はハルハルの愛用していた涼風マット「そよ」を使って、ママの苦手な冷房なしでも眠れてる。ハルハル、ありがとね。

旅行になんて行く気にならないと言っていたパパが一転、お盆休みに出掛けようというので温泉へ。ハルハル、はじめての飛行機だよ、新幹線だよ。すごいね、楽しいね。ハルハルのペンダントを握って話しかける。ほんとは一緒に、乗りたかったね。

由緒あるお寺にお参りに行く。ママのお願いはいつも「ハルハルのことをよろしくお願いします。ハルハル、とってもがんばったのでほめてあげてください」。もう仏様の世界にいるのにね、と苦笑してパパに言ったら、「僕も『ハルハルが穏やかに過ごせていますように』って祈るよ」だって。現世の自分たちのことよりも、親が願うのは、子どもがどこにいたって、その幸せのことばかり。

ハルハルのもう一人のおじいちゃんが急に具合が悪くなって入院。治療が効いて、話が普通にできるようになると、真っ先に気にかけていたのは、ハルハルの一周忌に出られないんじゃないかということ。すると翌日、「朝になるとハルハルが来ている感じがして、お話するんだ」と、おじいちゃん。ハルハルが「心配ないよ、早くよくなってね、さびしくないようにハルハルが話相手になってあげるね」って言いに来てるんだね。今でもお互いに気にかけあってる、おじいちゃんと孫。

「パプリカ」の、子供たちの躍るMVを、偶然目にした。きゅっとせつなくて、泣きそうになった。「Lemon」と違って歌詞に共鳴したわけじゃない、去年の夏のハルハルの入院中に、オリンピックのマスコットが躍るバージョンのMVを、ハルハルと一緒に見たのを思い出したからだ。歌の力はすごくて、ワンフレーズでその個人的な場面に引き戻される。ハルハルと一緒に行きたかったパラリンピックまで、こんな反応が続くのかな・・

 

今年の夏も、ハルハルのまわりをまわってる。ぐるぐる、ぐるぐる。

バイトが忙しくて、助かった。

一周忌まで、あと少し。

 

 

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