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2019年7月

初盆

先輩天使ママたちから、命日が近づくと辛いという話をよく耳にした。近頃それがわかるような気がしてきた。というのも、「去年の今頃は、元気にこんなことしたよね」「この時期は、入院中で大変だったけど力強く乗り越えてくれたよね」・・そんなふうにその季節にあったことを振り返ることが多いのだけど、これまでは楽しい思い出、結果は良かったことばかりだった。けれど6月末以降は、「骨折したの去年の今頃だったな・・」「最後の入院が始まった日だ・・」と、わかっている結末へのカウントダウンをしてしまう。時間がありすぎると考えちゃうから、よくないね。

そんな折、ハルハルの初盆を迎えた。ハルハルのお骨はまだ家にあるので、お空から帰ってくるのか、ずっといるのか、よくわからない感じだなぁ、なんて思いつつ、そういえば、ハルハル、未だにママの夢にでてきてくれたことないなぁ、と。聞けば、パパの夢にも、おじいちゃんのところへも、現れるらしい。「お互いに思いあっていなければ、愛しい人は夢に現れない」と、高校の古文の授業で聞いたことを思い出し、ハルハル、ママのこと思ってくれてないのかな・・と一抹の寂しさを感じていた。

ハルハル家のお寺では、お施餓鬼の法要が毎年この時期に行われる。そこで、初盆の人からお焼香をするのだけれど、ママの順番になったときに、ちょうどハルハルの名前がご住職に読み上げられた。名前の並びからは、もっと後に呼ばれると思ってたのに。まるでハルハルが不思議な力で順番をあわせて「ママ~!」ってよびかけてくれたみたいに。すごくうれしかったなぁ。

家では、おじいちゃんおばあちゃんが送ってくれた一対のプリザーブドフラワーを提灯の代わりにお仏壇のところに飾るなど、カジュアルだけど気持ちを込めてハルハルと(お腹の中からお空へ旅立った)お姉ちゃんをお迎えした。お盆の時期には、お花やお供えをいただいたり、NICUの看護師さんがお家まで来てくれたり。思い出話に花が咲き、ミルキーとサクマドロップスのお線香の甘い香りに包まれ、イチゴのショートケーキのキャンドルをともしながら、楽しく穏やかな時間が流れました。

ハルハルとお姉ちゃんが手をつないで「パパ~、ママ~」ってニコニコしながら顔を見合わせている様子を、ずっと感じられたお盆。幸せだった。

 

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